戦争とお誕生日
昨日も戦争のテレビ見ていて、今日もあるみたいです。昨日見たのは、内田有紀さんの、美大生の亡くなった戦死者美術館の「美の巨人」の録画と、特攻隊のNHKスペシャルです。ともに良かった。感動がありました。あらためて驚いたのが30代の青年が死んでない。特攻隊ってみんな10代~20代の若者たちばかりでした。予科練の航空学生とか学徒動員で。10代~20代の男の子って、運動神経よくて頭もいいから、操縦とかすぐに覚えるね。。。驚いたのが、一機目が、アメリカ軍に撃たれて墜落し、アメリカの軍艦が舵を切って横に逃げたら、その逃げたところに、ちゃんと見定めて、修正して確実に体当たりしている。なんという優秀なパイロット。技術力20代の若者なのに。いやいや、五輪の金メダリストもみんな20代とかなので、一番瞬発力や反射神経ある優秀な時期なのかも。。。。もちろん可哀想ですが、凄いな、偉いな。軍神だな。。。と思った。みんな「熱望」とか書いて志望して自ら特攻隊に入って体当たりしているし。。。。家族や親せきや町中が尊敬してほめたたえていました。まるで金メダリストのように。でも、しぶしぶいやいや行って体当たりして、周りの人が知らん顔したら泣くけど、みんなが熱く応援してくれて自らも熱狂してしまい、物凄い集中力で人生生き切ったので当時の若者は凄い。画家も、恋人や家族や故郷の景色を描いて絵に残して旅立っているし。昔の青年って本当に偉いな。。。自分勝手な人がいない。平和になってから今のほうがみんな自分勝手で、国家がどうなろうと知ったこっちゃないのかもしれません。むしろ降伏して戦争回避っていう考えかも。当時は日本人である以上戦わざるをえなかった。いまのウクライナの状況と似ている。一撃講和で、一発殴って勝ってから講和しようとしたらしく、ウクライナもそれ今やってます。プーチン切れてて、講和しないと怒ってますがね。日本ってほんと、凄い国だなと思って。アメリカ相手によくそこまで。。。。。とは思った。精神力ですか。武士道でしょうか。武士は落城して城が落ちたら全員自害するので。女も子供も運命共同体ですかね。。。太平洋戦争ってホント凄いな。。。日本のすごさがまざまざとわかる。確かに原爆落とされて酷い敗戦でしたが、やはりあそこまで燃え尽きて戦ったのでアメリカ軍も敵ながらあっぱれで、リスペクトしてくれたのかも。なんか天皇制残したり、いろいろアメリカ人配慮してくれたのは、日本のこと勉強しているよね。天皇を神様とあがめて、みんな真面目で優しい民族だとか、家屋が木製で、ガソリン入りの焼夷弾落とせばまる焼けだとか→どうでもいい情報まで筒抜け。日本はアメリカを知らなかった。もちろんエリート階級で留学したり英語がわかる人たちは国力の差とか勝ち目なしとか知ってましたが、だいたいの民は、アメリカ人なんて知りませんし、ニューヨークとかも行ったことない。ぜんぜん敵を知らなかったので精神力で何とかしよう。と頑張りました。そこがウクライナとの違い。ウクライナはロシアを知り尽くしているから降伏したら国が消滅なので、戦い続けているのでしょう。日本とは違った意味で可哀想。戦争はほんと、いろいろなものを失いますね。つづく
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