映画をかたる8つづき
さて、雅人さんは、茫然自失の役で、気が抜けてぼんやりしていて、どうしてよいかわからない状態の心の病気の役のため、表情もないし、リアクションもないし、ひたすら、心を失ってぼーっとして、いっちゃった顔して魂ここにあらずの状態なので、すごく役者として演じるのが難しかったと思う。茫然自失の役って、なんのとっかかりもないもんね。。。。。ひたすら、魂なくして、ぼーっとそこに存在。この空虚な魂感。。。。監督って、演技じゃなくて、遺族のドキュ的なものを撮りたかったのかも。自然に時の流れとともに、立ち直り日常を自然に取り戻していくさまを。。。。笑演じてはいけないのって、役者としてかなりつらいかも。。。笑
さて、ヤバ映画かな?と思えるあぶないシーンもあり、ちょっとドキドキしましたが、セーフでした。おかしくなったおじさんが、風俗の女の人のところに、やってきたシーンでしたが、風俗の女の人が、ブスで色っぽくない女の人だったので、よかった。笑スタイルはいいのですが、乾いた感じの女で、エッチなシーンにならなかったので、ほっとしたところです。わたしは、とにかく、エッチなシーンの映画はダメなので、ベットーシーンとキスシーンの映画は、基本的にアウトです。でも今回のおじさんのは、大丈夫だった。セーフです。エッチをしなかったので。。。女の人のお歌を聴いて、泣いて帰っただけだったので。でも、パンツ一丁だったため、どうしよう。立っちゃったら、大変!と、とても心配して、じっと観察しましたが、そういうことにはならず、回避できたため、ほっと安心しました。あそこで、エッチなシーンを入れたら、ドロドロした映画になってしまい、ダメだったと思う。テーマが重いわりに、さほど、どろどろ系の映画ではありません、滑稽で、面白い感じで、山田くんも、悪人ですが、なんかそんなに、すごい悪くなくて、人間的に、弱く、自分より弱いものに、パラサイトして生きる、寄生虫のような男の子で、この人、ほんとは、そんなに強くない。ひき逃げも、怖くて逃げたし。。。と思ったところです。
その後、このおじさんは、立ち直ったと思います、よかったよかった。。。笑テーマ曲が、なんかのんびりした曲で、よくて劇中の挿入曲とかも、的確でよかったです。笑。。。。
雅人さんが、気持ち悪いおじさんの役だったので、大奥の綺麗なのが好きのひとは、見ないほうがいいかもしれない。わたしは、可愛いと思いましたが。なんか、気になったのが、鍵泥棒も、そうだけど、喫煙シーン、雅人さん、禁煙したいたのに、映画とかで、喫煙の役をすると、また戻っちゃうので、そこだけが、気がかり。。。。映画も、禁煙しないとだよね。日本映画って、煙草で芝居する煙草芝居が、昭和30年代から多いと思うの。たぶん、以前は、煙草の害が周知されてなかったので。演劇ドラマ映画界でも、煙草を風景に溶け込ませる煙草芝居が、主流となっているので、いまだに、けっこう見ているとそうなんだよね。セリフとセリフの間の、間がもつというか、煙草芝居で、苛立ちとか、虚無感とか、色々出せるからかと思うのですが、雅人さんには、なんとか煙草映画に出ないで、禁煙続けてほしく、ごぼう茶も飲んで、お肌の、つるつるを保ってほしいと思ったところ。。。。笑。。。。
まだ、つづくよー
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