★今週の山下くん★理由。。。第八話
医者は、何のために働くのか。。失うものも多く。。。というテーマ。アナフィラキーシーショックの、謎の高校生、運ばれてきます。「おかしいよ、これ。化学テロじゃないのか?」「なんだこれ。。。」わたしも、サリンかVXガスかと想いました。サッカー部を憎む何者かの。笑い。
そして、緋山先生、窮地にたたされる。。。「ごめんなさい、悪かったんです、わたし」緋山先生を取り囲む、怖いひとたち。。。橘先生は、同意書のサインを「させなかった理由があるんじゃないか?」ときっぱり言います。
田所部長「カルテには、心のやりとりが、書かれていない。医者が頭を下げなければならないのは、患者のためにならないことをしたときだけです」ときっぱり。良かった!二人は、緋山先生を擁護してくれた、いい上司です。そして、この二人に支えられ、後押しされて、緋山先生は、患者の遺族の前で、きっぱり言います。
「抱きしめたいと言われた。抱きしめてやりたいと。わたしは、せめてそれを叶えてあげたかった。。。翼くんを救えなかった。残された遺族の悲しみに寄り添いたかった。。。翼くんを死なせる同意書の書類にサインを。。。わたしは、平気でそんなものにサインさせる医者は、狂っていると想います。。。」きっぱりと、強く言い放った。泣いてはいけなくて、ここは精一杯主張しないといけなかったので、言えたよ!。。。えらかった、緋山先生。泣き時と、闘い時って人間あるよね。。。ここは、闘い時。。。遺族、感極まって泣いた。。。何もいえません。もともと、緋山先生、悪くない。。。でも、心の傷深く、ぼーっとエスカレーターに乗っていて、見たこともない、わけわからんちんの医者に、ドン!とぶつかって、ふらつく緋山先生、つらい。。。患者の家族を信じて、精一杯の情をかけたのに、それが、踏みにじられるとは。。。わたしだったら、退職します。ケツまくるだろう。。。でも、悔しく、悲しいけど、踏みとどまる緋山先生は、とても偉いです。。。がんばれ~
さて、謎の高校生、ゲロ伯爵ばかり。。「補欠は、聞き取り調査?」藤川先生、さっそく高校生に馬鹿にされ。エースの藍沢先生に比べ、影のうすい藤川先生、透明人間のように、一生懸命処置。。。しかも、ゲロをひっかけられる淋しさ。。。笑。「なかなかいいチームだな、ここ」←生意気言う高校生、ベッドの上で、感想をのべる。←寝てろ。
サッカー馬鹿の少年は、人に喜んでもらえること、他にない。。。と語る。藍沢先生は、もくもくと治療中。。。耳出血の頭蓋底骨折のサッカー少年、検査へ。。。
その頃、冴島さんの気になる患者さんの母親登場。時田さん。503の入院患者の娘さんが、死去。その死が受け入れられず、死んだのちも、病院へ。。。「前を向いて歩いてください、それが亡くなった人のためでもあります」と藤川先生。精神科にコンサルしてあげればいいのに。。。誰か、支えてあげないと、このまま娘の死がきっかけで、うつ病となり、死んだ娘の部屋で、自殺します。まだ、外をふらふら歩いている初期段階で、カウンセラーとか心理学の先生が、支えないと手遅れになる危険な時田さん。。。
中毒ボーイたちは、弁当のいわしの蒲焼?。。。の中毒でした。笑。いじきたなく、おなか減っていたから、むさぼり食べたんだよ、みんな。試合終わって。。。集団中毒でした。岸田くん、耳出血少年を心配して、走って倒れて死に掛かる。。。藍沢先生、冷静に運ぶ。「運動誘発性アナフィラキシーショックだ」←だから、黙って寝てろ。
「いつも、そーなんだよ。ひとりでボール持ちすぎなんだよ。戻ってこいよ、馬鹿。俺のパス、受けられるのお前しかいないだろ」
青春学園ドラマしていました。。。♪太陽がくれた季節が流れそう。村野さんという俳優のおでこにホクロのある大昔のサッカーの先生が出てきそう。。。たしか昔の日本テレビドラマ。。。笑。
三井先生と橘先生のシーン好きです。しんみりしていて。「相手側との説明会、緋山をかばってくれたそうね。。。ありがとう」
「後悔している。四年前なぜ君をかばってあげられなかったか。。。ずっと後悔している」
後悔していると思ったよ、タッチーは!後悔している。。。と言うために、翔北にやってきたタッチー。。。三井先生が、まだ好き。三井先生、女から見てもメチャメチャ素敵だもん。タッチーは、メロメロでした。わたしには、わかります。橘先生、三井先生と又再婚してほしい。。。おそらく、二人は、同じタイプの、同じ感性をもつ、ソウルメイト。魂が同じ。似たもの同志すぎて、鏡のようだったため、一人が潰れると、ともに潰れてしまう共倒れ夫婦でした。若かったんだね、ふたりとも。若くて、熱くて、感情的になり、二人して、おろおろして、問題を解決できずに、収拾がつかなくなり、別れることでしか、お互い自分を取り戻せなかった似たもの同志のふたり。大人になって、頭冷やした結果、もう一度今からやり直してほしいなぁ。ぜひ、できるはず。がんばれ~
冴島さんは、時田さんを思いやります。「突然愛する人が亡くなった場合、、、、受け入れられないですよね。わたしは、あのお母さんにかけてあげる言葉がありません」
たしかに、この母親の娘のゆまさん、通勤か通学途中、事故死らしい。冴島さんは、数年難病と闘ったさとしさんを充分看護して見送ったが、母親は、まさに突然死なので、ショックは大きいかもね。。。そんな中、田所部長、くらっとひっくり返る。立ちくらみしただけ。。。「離島では、三日徹夜平気。。。」と強がってます。←※若かった頃ですよ、部長!※
ヘリの梶さん、手作りお菓子で、藤川先生とお茶。。。「梶さんは、いいっすね~幸せそうで。。。」藤川先生、ぼやく。
「俺のダチでもなぁ、親友の彼女に惚れちまったやつがいた。その親友がな~」語る、語る、とめどなく語るよ、梶さん。♪なんでもないようなことが、幸せだったと思う。。。なんでもない夜のこと二度とは戻れない夜。。。♪の曲が聞こえてくる感じよ、梶さん。。。!祝福したけど、半分嫉妬。。。そのせいで、親友は、死んじまったんじゃないか。。。2年七ヶ月と23日め。結婚したよ、その彼女と。嫁さんだ。俺の」
梶さん、苦労人と思っていたら、恋愛苦労人。ダンディズムあふれるおじさんです。熱い青春をひきずっている。藤川先生をなぐさめる創作じゃなくて実話?好きな人と結ばれなかった場合、親友とか自分の大好きな人にわたす。。。とかなら、まだ恋愛ってあきらめられるよね。最悪なのは、自分の好きな人を、顔を見るのも嫌なくらい、心底嫌いな相手に盗られることですよね。♪誰かに盗られるくらいなら、あなたを殺していいですか?。。。って、石川さゆりも歌っていたけど、わかる、わかる。。。って想いました。関係ないけど、思い出したよ。笑。
藤川先生、「亡くなった人をすぐに忘れろなんて言ったけど。。。ひきずっていいんだよ。当たり前だよな~無理に忘れる必要なんてない。その間、俺に出来ることがあれば、フォローするから、へへへへへっ」藤川先生、梶さんに恋愛エネルギーをチャージされ、さっそく試します。超敏速。速きこと風のごとし。。。風林火山な藤川先生、冴島さんの前では、いつもフル回転。。。バッテリー上がっています。そして、切れたら、梶さんが、チャージ。。。
白石パパ電話で、登場。
「着いたのか?もう空港か?」←娘のめぐちゃんに会いたい。
「ごめん、わたし謝らなきゃ。ひどいこと言った。何度も、お父さんの気持ち知らないで。それに、何よりお父さんの病気に気づけなかった、わたしは、医者なのに」
「。。。医者だからだよ。自分や家族を後回しにして、わたしも、そうだったろう」←なんて、優しいパパ。。。悲しいです。わたしは、白石パパが大好き。いつも、電話だけです。
「だから。。。わたし、帰らない。こっち大変で、帰っている場合じゃないの」
「そうか」←落胆。でも、隠している。
「ごめん」
「なに言っている。当たり前のことだ。そんなことで謝っていたら、いくら謝っても、お父さん、謝りたりんよ。そっか、、、帰らないか。。。けぼっけほっ。。。」←血痰出てますよ、電話の向こうで、ティッシュでぬぐいましたよ、きっと。かなり血痰出てるよ、父さん。そのうち、喀血して、呼吸困難になり、酸素が外せなくなります。そのまえに、めぐちゃんを抱きしめてあげて!パパ~
「お父さん、一日も長く生きて」と白石先生、言います。「わかった、約束だ」うわ~ん号泣。。。なぜか、いつも電話パパ。なんとか、最期に、顔だしてほしいなぁ。。。
時田さんは、相変わらずですが、冴島さん「また、来てください。何10回でも、ご案内します。娘さんの病室に」と支えます。冴島さんは、立派なナース。自分の痛み、哀しみを人を支えることで、昇華させます。感動して見つめる藤川先生。。。
藍沢先生のお婆ちゃん、絹江さん、退院します、やっと出た、お婆ちゃん。。。
「お世話になりました。」可愛い帽子をかぶって、杖を持って、可愛いコート着ています。
「ばあちゃん、苦しかったろう。あんな事実、全部飲み込んで生きていてくれたんだな、俺のために、毎年の母さんの墓参りも、あんなもの抱えて手あわせてたんだな。これからは、俺にも、半分背負わせてくれ、その荷物」藍沢先生の言葉、このあとが、いい
「もう、持てるよ」←この言葉が、感動です、耕作は、もう小さい子じゃなくて、大人になりました。お婆ちゃん、泣き笑い、。。
「今年の母さんの墓参りは、今までとは違う気持ちでいける。だから、その時は、ばあちゃん、隣にいてほしい」藍沢先生、大人になりました。
「テストで100点とった時、喜んでくれた。受験合格した時も、笑ってくれた。今まで頑張ってこれたのは、ばあちゃんが居たからだ。ただ、ばあちゃんの喜ぶ顔が見たかった」
「ありがとう」
ばあちゃん、可愛く笑って退院していきました。ワンシーンで魅せるベテラン女優島かおりさん。。。おばあちゃん、目がくりんくりんで、上品で可愛い、身に着けているものも、帽子、可愛いコート、つえ。言葉すくなに、にこ~って笑って、目に涙。優しく微笑んで全てを受けとめて生きていく絹江ばあちゃん。。。わたしも、こんなばあちゃんになりたいよ。静かな微笑みをたたえる、昭和の貴婦人だよね。。。藍沢先生、お婆ちゃんを大切に!
おばあちゃんの後ろ向きの、帽子姿可愛いです。。。
さて、緋山先生は、「もう、患者相手にするの、こわい。。。。」と藍沢先生の前で、号泣。。。緋山先生は、悔しいけど、藍沢先生だけは、自分より上だと認めています。白石先生や、藤川先生や、冴島さんの前では、絶対弱音もはかないし、号泣しない。でも、藍沢なら、わかってくれる。。。緋山先生、素直な気持ちを吐露しておお泣き。
だまって、す~っと吸収してくれるだまって哀しみを吸い込んでくれる藍沢先生、救命リーダーの香り立つワンシーンでした。。。
緋山先生は、その真っ直ぐさゆえに、バキッと折れました。今後の緋山先生は、竹のように、しなやかに生きていってほしい。。。竹は、真っ直ぐですが、雪の重みにも、大風にさえ、しなって、しなって、絶対折れません。。。緋山先生、竹のように、折れずに、真っ直ぐ生きていくことをお勧めするよ。がんばれ~
最期、田所部長が、大の字になって、ひっくりかえっていました。。。。ついに、ヤバイです。。。来週につづく!
コードブルーついに、山場。。。最期まで、頑張るので、みなさんも、頑張ってね。では、また~
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