救命なひとびと34
スナック「すれちがい」←すごい名前。。。笑。レトロな店の看板も、林檎の絵。。。男だった頃のママさん、ペンキ職人で、自分で、林檎の絵かいたのかも。。。ストレスのあまり、ぷっつんする白石先生と、酔って目がいっちゃった藍沢先生。ここに、冴島さんの姿なし。←サテンスキー事故へとつながっていきます。。。
さとしさんの声を電話で聞き続け、留守電を再生し続ける冴島さん。死んだことが受けとめられません。淋しすぎて、おそらく生きる目的と希望をなくしている。
「翼の担当医だな?」「なにか」「何かじゃない、人殺しが!」衝撃の遺族登場。緋山先生、訴えられた。。。「同意書とれって言ったよな。。。それが無いんじゃ、かばいようがない。。。」橘先生、あせる。田所センター長も、飛んできた。そうこうしているうちに、ドクターヘリ要請。。。雪山、落石事故です。
「翔北、救命センターの藍沢です」ちょっと、かつぜつの悪かった藍沢先生、寒さで口が回らず。緋山先生、みんなにとっちめられています。橘先生的見解は、「長くて一日、短ければ10分」緋山先生「わたしが、謝ってすめば。。。」「簡単に非を認めては、だめ」すごく顔の怖い女の人。。。副院長らしいです、こわい雰囲気。。。無期限で、診療停止になる緋山先生、怪我で、カリキュラムが、遅れていたのにね。。。地獄の鉄槌。。。緋山先生、泣く
顧問弁護士の病院サイドのおじさんも、雰囲気が怖かった。翔北の、副院長と顧問弁護士。。。なんか怖いっす。
ところで、山の落石おじいさん、大量血胸で、開胸準備。。。藍沢先生、活躍中←のちほど、たっぷり。。。
「わたしのせいね。貴方は止めてくれたのに」
三井先生とタッチー、言い争う。
「緋山は、悪い医者じゃないわ」緋山は、むしろ良い医者だと断言するタッチー。
「だから、ダメなんだ、患者、患者、患者。。。一緒に居て息がつまりそうだった。ああ、やっぱり、いつかやると思った。。。その熱意が自分や、周りを傷つける」タッチー、感情が高ぶる。昔の奥さん、三井先生と部下緋山先生の姿がだぶる。昔みた、悪夢の再現。。。
「緋山が、医者を続けられなくなったら君は、どう責任をとるつもりだ?」傷ついている三井先生に、怒って、畳み掛けるタッチー。その怒りの矛先は、緋山先生のミスだけじゃなく、その件をきっかけに、粉々に飛び散った三井先生との幸せな結婚生活の崩壊への悔しさと実は繋がっています。過剰に怒るタッチー、なすすべなく、涙ぐむ三井先生。。。
エレベーターの中に、脳外科の西条先生登場。「翼くんの脳死は確定していた」あっさり言います。「わたし、同じ間違いをまた、したみたいです、、、」三井先生、うちのめされて、しょんぼり。尋常じゃない、タッチーの怒りにふれて、責められ、なおさら、哀しくなった。
「間違いか。。。間違いってなんだろうな。正しくても結果が悪ければ人は間違いだという。。。。自分を守ることを知らなすぎる。。。」←西条先生、苦しげにつぶやく。彼もまた、昔見ちゃった悪夢の再現です。大人の三人の人間ドラマ。。。
さて、藍沢先生、雪山で治療中。
オレンジバックの中に無い。
「サテンスキーが」
「どうした?」
入れたはず。。。冴島さん、あせる。
「サテンスキー無いと遮断できないぞ」
「ありません。すいません」
藍沢先生、あせる。
無線で、森本先生、登場。森本先生、あやしいコントの先生に見えますが、コメディアンじゃなくて、実は、ベテラン救命医。たぶん、ギバちゃんと同じくらいの実力者のはず。田所先生が、急死とかしたら、たぶん、センター長になるのは、この森本先生です。「もりもっちゃん」とは、呼べなくなる藤川先生。笑。
「サテンスキー忘れたって?両手で肺を持って180度ねじる。。。」ツイスト。。。という緊急的な、難しげな処置を無線で指示。海千、山千の修羅場くぐりの森本先生、ベテランの味で、危機を回避。
「肋間をもっと広く開けるぞ。メス!完全に肺をねじってしまえば、出血は止まる」江口のような、カッコいい藍沢先生のメスさばき。危険な処置は、いつも藍沢頼り。。。
「血圧50上がりません」「もっと輸液を」「血圧62.。。低下止まりました」閉じている暇無いので、タオルパッキンで、ヘリに乗せます。
自分を責めるガイドの泣き虫男、タオルつめ作業を見て、泣き叫びました。梶さん、この男をなんとかあやす。←頼りになる男、梶さん。
「落石事故は予想できなかったんだろ。だったら結果論だ。ごちゃごちゃ言って邪魔しないでくれ」藍沢先生、ちょっと切れた。「いつもどうり飛ぼう」梶さん。。。頼りになる男。危険な現場も、梶さんのバランス感覚ですくわれる。なぜなら、梶さん、ヘリのかじとりだけじゃなくて、人間の梶とりも、得意中の得意の、よろず屋です。笑。
点滴に生々しく、血のり。「ポンピングだ」「アルブミン、新しいのに変えて」
「もうすぐ。。。」ドクターヘリを迎えに走る先生たち。梶さんと眼鏡のパイロットもう一人いた。発見。。。副操縦士?整備士?
オペ室「どんどん血入れて」三井先生。「肺戻すぞ。サテンスキー」タッチー。今回の救命シーン。オペシーン。。。すごくリアルで、ドキュメンタリーみたいで、カッコいい。
「緋山先生」白石先生、珈琲をわたす。
「同意書取っておくんだった。患者の家族なんて信用するもんじゃないね。ほんと馬鹿みた」緋山先生、うちのめされる。
「脳死判定のとき、一番つらいのは、あなただった。わたしは、見ていた」緋山先生、泣く。
白石先生、抱きしめる。緋山先生、振り払うが、白石先生、抱きしめる。女同士の友情シーンが良かった。緋山先生は、悪くない、私はわかっている。と抱きしめた。良い場面です。
今週のベストシーンは、ここ。
痛恨のミスで、サテンスキー忘れたことを責めない藍沢先生。むしろ、「結果がよければ勇気ある決断と言われ、悪ければ人殺しだと裁判にかけられののしられる。誰もその過程には目を向けない。それが俺たちの仕事だ。それが良くて俺はこの仕事を選んだ。時々どうにも虚しくなる」藍ちゃんは知っていた。虚しさと尊厳のはざまを生きる医師としての人生を。そしてその中で、翻弄され生きていくであろう、栄光と荒波の深遠なる医師人生を、ぼんやりと悟っている。。。
さて、藤川先生の、とても良いシーンが。「氷の女、冴島だって、人間だっちゅーの。俺なんか何もなくても、ミスばっかだぜ。俺、さとしさん、居ると思うんだ。彷徨っているよ、このへん。人間、前向いて歩いていかないとさ」素晴らしい!語る、語る。冴島さんが、はじめて心を開きました。優しい笑顔を藤川先生に向けました。もともと冴島さんは、こぼれるばかりの優しい笑顔で、木漏れ日の下、まぶしい白衣姿で、顔をほころばせて笑う、あの細い目のコトー先生風のさとしさんが、好きでした。別に、エリートのバリバリ医師が好きなわけではありません。顔とかも、さほど関係ないようです。あの、お日様に溶けてしまうような、優しさと満面の笑顔のさとしさんに、心ときめいていたため、藤川先生の生きる道は、優しさの放出。。。藤川先生、技巧は無いので、こういうベタな優しさと温かさで、恋を成就させるしか道がありません。がんばれ~。藤川先生、ちょっと安心、ちょっとうれしいシーンでした。
さて、白石先生、お父さんと電話で話しています。わたし、白石パパが実は大好き、なんか、表に出てこないな、このひと。もっとだしてほしい。。。
白石先生、父の病状が気になり、最新治療や検査をすすめます。電話してます。
「落ち着きなさい、恵。わたしを誰だと思っている。。。。それより風邪じゃないだろうな?声がちょっとかすれているぞ。生姜湯飲んでいるか?」。。。うかつにも、わたしは、このシーンが涙ぐみました。なんて優しい父。癌患者でありながら、娘の風邪を心配。。。愛だよ、愛。お父さん、立派です。白石先生は、いっぱしの医者のつもりでも、父は偉大。治療法の伝授なんて、実は、釈迦に説法です。電話じゃなくて、死ぬ前にもっと画面に出て。たしか博文さん。博士の博に、文学の文。
さて、冴島さん、街角で、さとしさんの声を聞き続ける。不在感がつらい。そして泣く泣く。。。声をきいて泣きます。「あの桜みせてやりたい」この言葉に激しく号泣。夕陽の黄昏の街角でさとしさんを想い胸にこみあげる熱い想いの冴島さん。「悲しき恋歌」っぽくて、なぜか冴島さんのシーンって、韓流です。
藍沢先生、最新治療レポートを白石先生にわたす。「生きていただけ、マシなのかな?たとえ嘘つかれてても。。。」藍沢先生、うつろな父さんに会いに行くことにする。
ところで、田所先生、ストレスで死んじゃうんじゃないかな?どうも、心筋梗塞か脳梗塞で、近くポックリ逝く気がする。緋山先生の一件でストレスたまっています、おじいさんだし。。。
さて、藍沢先生、パパとご面会。
「飲む?」相変わらずぼーっとしたお父さん。
「なんて聞いていた婆ちゃんから俺のこと」
「死んだって聞いてました」
「俺が頼んだんだよ。そう言ってくれって」
プッシュン、ずるずる。。缶コーヒー飲む父さん。
「甘いなこれ。。」すっとぼける。
「・・・お母さんのこと、ねたんでいたのかもしれない。俺落ちこぼれでね。ずっと前を歩いているお母さんを自分のところに引きずり降ろしたかったっていうか。子供を生むことで俺のそばに戻ってきてほしかった。。。」
息子に、少しだけ本音を語る父さん。
「あなたが生きているって聞いたとき、驚いたけど、特別な感情はなかった。でも、今日、あんたのこと、最低だと想った。こんなことなら、再会なんてしなければ良かった。失礼します」
ああ。。。藍沢先生、泣いちゃった。涙目になって、落胆して帰った。お父さんが、あまりにも、凡人で、しかもちょっとお粗末くんだったので、軽く失望、そして、絶望。。
お父さん、目をつぶって、手をぎゅーっと握った。この、お手手ぎゅーっは、実は藍沢先生の、クセです。藍沢先生、何か悔しかったり、悲しいと、お手手をぎゅーってやって、こぶしに力をこめるクセがあるので、パパと全く同じ、パパまだ、隠している何かあるんじゃない?可哀想。。。
さて!コードブルー、ついに山場です、、、!わたしも、連載頑張るので、みなさんも、頑張ってね。。。
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